1951-10-24 第12回国会 衆議院 決算委員会 第3号
従来は概算拂いの精算未済、このための未確認が非常に多かつたのでありますが、概算拂い付の随意契約というのは、ほとんど影をひそめまして、現在では入札という方向に転換いたした関係から、従つてこの未確認も減つたわけであります。
従来は概算拂いの精算未済、このための未確認が非常に多かつたのでありますが、概算拂い付の随意契約というのは、ほとんど影をひそめまして、現在では入札という方向に転換いたした関係から、従つてこの未確認も減つたわけであります。
三五八号、三五九号は、これは当時盛んに行われましたいわゆる概算拂いつきの随意契約であります。実際はかかつただけ拂う、こういう性質のものでありますから、こういう批難が実はできるのであります。
農作物被害の激甚なる現状にかんがみ、米の供出割当の減額補正、水稲被害に対する農業災害補償制度による共済金の概算拂い、ないしは早期支拂い並びにこれを見返りとする系統金融機関よりの融資の措置、農業協同組合共同施設の復旧助成、水稻病虫害防除用の薬品購入助成等の項目が特に考えられるのであります。
細部の視察箇所は省略いたしますが、海岸堤防及び河川堤防老朽化のために、一度堤防から欠壊いたしますと、冠水面積が非常に大きく、農民の生活状態は極度に貧困化しておりますので、これら罹災農民の立ち上りのためには、農業災害保險の概算拂い、供出の補正を考慮するとともに、罹災農漁民を急速に復旧工事に吸收することがぜひとも必要であることを痛感した次第であります。
次に地方税法不成立に伴うその他の三四項目について一括して申上げますが、前に申した通り、各市町村共地方税法不成立に伴つで財政收入の非常な違算を来たし、專ら平衡交付金の概算拂い、及び預金部などからの借入金によつてその財政空白事態を辛うじて切り抜けておる次第で、各種の継続事業は繰延の止むを得ない情況にあるのであつて、これらも地方の金詰りに一層の拍車をかけておることは見逃せない事実であります。
第二に、本法案により徴收を禁ぜられる税目があり、一方、新地方税法案の成立が遅れる結果、新税が徴收されないから、地方自治体は年度初に税收入が減少し現金支出に困ることはないかという質問に対しましては、政府委員より、新法案の成立が遅れる結果、時期的に地方自治体が收入支出の均衡を失い、金繰りに困難を生ずる場合の生ずることは予想されるから、地方財政平衡交付金法の成立を待つて、その概算拂い等の方法を講じて、地方財政経理上支障
なお概算拂い後の資金の経理状態については、不当不法なことがないように十分監査をされたい。 第三点は、災害復旧工事は、ことに出水期以前にでき得る限り工事を完遂するのでなければ、その効果が少いから、災害復旧費に関する国庫負担金は第丁四半期に、その大半を支出する必要がある。
○北澤委員 この旧軍関係の政府債権の問題については、すでに会計監査院も年報において報告をいたしておりますが、いずれもこの前金拂い、概算拂いというようなものの内容は、非常にわれわれとしては納得のできない、不当なる状況において前拂い、概算拂い、等が行われておるのであります。従つてまつたくこれに関する限りは宥恕すべき債権というようなものは、ほとんどないのではないかというぐあいに考えるのであります。
さらに前金拂い、概算拂い等につきましても制限がなくなる。それから契約等につきましても公社が自由にできるようになるというような点で、相当国の監督というものが現在よりは少くなるということになります。
この法律を読んでみるとあらゆる債権がここに入つて来るような氣もするので、非常に明確を欠くから、この債権かどういう債権であるのかというふうな質問がありまして、これにつきましては、これは戰争中の物品の製造等の契約について、終戰による契約の解除のために生じた現金拂い、概算拂い等の返還請求権であるとか、あるいは戰争中または戰後に政府から拂い下げた軍需品の代金請求権であるとか、誤拂いによる返還請求権であるということを
すなわち一、戰争中の物品の製造等の契約について、終戰による契約解除のため生じた前金拂い、及び概算拂い金額の返還請求権に基く債権、それから二、戰争中及び戰争後拂い下げた軍需品の代金請求に基く債権、三、以上各号の契約に基く誤拂いによる返還請求権に基く債権、これに対して現在約十六億四千万円程度あるとして、件数が八千八百件あるとしてありますが、この明細なる資料をすみやかに提出していただきたいと思うのであります
この理由のおもなるものに概算拂い——進駐軍関係の工事、こういうようなものにつきましての概算拂い、これが精算ができないでそのままになつておる、こういうようなことが理由になつております。終戰処理の支出額は先ほど申し上げた通りでありますが、そのほかに予算を超過いたしまして、強い言葉を申しますと、予算を無視しまして契約を結んだために代金が年度内に拂えない。こういうようなものは実は百五十億円ばかりあります。
この概算拂い等によつて、もちろんこれは現物を見たわけでもなければ、はつきり調査したわけでもない。ただ政府が委嘱しておつた嘱託職員によつて、これだけの現物がたしかにあるというようなことが報告されると、これによつて金を拂うということのために、いわゆるからすのとまつておる木が炭というような名前で一應生産済の報告があつた。これに対して政府は金を拂う措置をしたのであります。
ただこの三十四億の金を補助することにいたしましても、実はこの補助金は、府縣からの補助指令がないと出すことができないわけでございまして、建前は補助指令が参りまして、建設省で審査して初めて補助金を交付することができることになるわけでございますが、それでは今までどんどん進んでいる仕事に対して、金融の面から府縣なりあるいはその工事をしている建設業の方に迷惑をかけるというので、私どもただいまその三十四億の金を概算拂い
それでさきに経団連の方からも要望をいたしておりまする通り、すべての手続きの簡素化あるいは概算拂い、あるいは前渡し金の実行をしていただきたい。あるいは延利をつけるとか、場合によつて政府の支拂いというようなことを官廳の違つております場合でもそれを実行していただくというような方法を講じていただければ非常に幸甚だと存じます。
未確認といたしました金額のうち主なるものは、終戦処理費におきまして、概算拂いしたもので精算を終つていないものなど百三十五億余万円と、國有鉄道事業特別会計の支出のうちで、検査院の質問に対する回答がまだ來ていないものと、仮勘定の精算が終つていないものなど十五億円とであります。
二十二、一般会計歳出臨時部第四款終戰処理費第一項終戰処理費のうち廣島縣において請負契約金額の積算当を得ず、かつ概算拂いうち過拂いとなつたものの返納遅延したもの一件、同七十八頁参照。 二十三、造幣局特別会計歳入第一款造幣局作業収入第一項作業収入のうち造幣局において物件の賣拂い價格低廉に失したもの一件、同八十三頁参照。
第二に、現在までのいわゆる政府支拂いの遅延が、金詰まりを雪だるま式に拡大させておりますので、それが賃金支拂いの遅延をなしておるのにかんがみまして、これを即時解消させる措置をとつていただきたいと同時に、今後の政府の発注に対しましては、あるいは概算拂い等の制度を採用していただくことと同時に、政府支拂いが遅れた場合は、相当の延滞利息をとる、その辺までやつていただきたいと思うのであります。
しかし今度の場合はそうでなく、何か概算拂いとか、前渡しというような形において金融ができないものであろうか。こういうふうな注文が強かつたわけであります。こういうふうなこともお尋ねしたいのであります。それからまた政府から下つてくる補助金というものは、使用の費目というものは非常にこまかく規定されておつて、項目外への横の使用ということが非常に嚴重に制限される。
併しながら最近の職員の生計の逼迫は、これをそのまま放置して置くわけにも參りませんので、政府は既定の豫算を差繰り、本年一月分以降千六百圓水準と千二百圓水準の差額の一部を概算拂い的の意味を以てすでに支拂濟みであります。而してこの分を含めました昭和二十二年度全年分の必要な豫算につきましては、近く本國會に提案せられる補正豫算案に計上し、各位の御審議を仰ぐ手配となつております。